6月定例会一般質問(その1)
岡崎市議会6月定例会にて「カーボンニュートラルに向けた電動車両について」一般質問しました。
この質問は国として2050年カーボンニュートラルを目指すことが宣言されましたし、岡崎市としてもゼロカーボンシティを表明しています。
今回はカーボンニュートラルを目指して電動車両の普及と活用の観点から質問しました。
【普及策】
まず、購入の観点では岡崎市では現時点でも次世代自動車購入費補助金として、電気自動車で5万円、プラグインハイブリッド車で5万円、燃料電池自動車で20万円の補助があります。
一方で、充電器は限られており、「充電できる場所を増やして欲しい」という意見をお伝えしました。
・公共施設に対しては、関係部局と協議を始めたところ。
・商業施設や事業所敷地内では、国の補助もありますが、市としての補助も検討していく。
・個人宅ではV2Hに対しての補助は実施している。また充電設備の普及のため社会情勢を踏まえつつ研究していく。
とのことでした。
次に個々人の意識改革に向けての周知のための取り組みとしては、現時点においても様々なイベントでプラグインハイブリッド自動車を展示するなど取り組んでいるとのことでした。
また、普及促進に向けては市として率先して行動を示していくためにも公用車の電動化に努めていくそうです。
【活用策】
電動車両の一番のメリットは大容量の電池を搭載していることです。
この大容量の電池を有効に活用できるのは、停電が発生した時ではないでしょうか。
停電が発生した場合でも、冬であれば暖房、夏であれば冷房、避難所において命を守るために電気を確保しておくことが大切だと思います。
岡崎市と三菱自動車で災害時の支援協定を締結していますが、台数は限られています。
今後、普及していくであろう市民の皆さんの保有する電動車両を活用することを提案させて頂きました。